まぐおのブログ

雑記ブログです。日々思ったことを言語化するために記事を書いてます。

新卒で入社した会社を1年で逃げた話

どうもまぐおです!

 

私は現在社会人3年目で、社会人の中では3社目の会社で働いています。

 

ほぼ1年周期で短期離職が2回も続いたのですが、それぞれやめたことに関しては良かった点もあれば悪かった点もあります。どういう状況だったのか、なんでやめたのかについてこれからお伝えします。もし短期離職で悩んでいる人がいましたら参考になればと思います。

 

今回は、私が新卒で入った会社を逃げたことについてお伝えします。

 

私は、大学を学部で卒業して新卒でとあるコンサルティング会社に入社しました。

 

私がこの会社に入った理由は、給料が良かったからです。

昇給は年功序列で徐々に上がっていきますが、40歳過ぎで年収1,000万円超えるくらいです。

大学生だった私は「年収が1,000万円も超えれば、豊かな暮らしができるんじゃね」と思ってました。

 

初任給も比較的高く、家賃光熱費を抜いて手取りで23万円。ボーナスは通常の企業の2倍はもらえます。

 

貯金するほどお金がなかった貧乏大学生が、入社して急に自由に使える23万円を毎月もらえるとなると、もうお金の心配をする必要はないなと入社当時は思っていました。



新人研修を終えた私は自分の担当の部署へ配属されました。

 

配属先の方たちはとてもいい人で、わからないことは親切に教えてくれる方たちばかりでした。

入社後の半年間は、担当先を持たずに先輩方に付いていき、学ぶような感じでした。

 

しかし、なんといっても忙しい。仕事の量が尋常じゃない。

 

そこそこのお金が貰えるので、ある程度忙しいのは覚悟していましたが、予想を上回っていました。

 

毎日12時間以上の労働は平気でやっているのかなという感じです。

 

私は、スピードを重視する方で、パッパと仕事を終わらせることに重きを置いていたのですが、新人の私もなぜか空気を読まざるを得なく、11時間や、12時間くらい働いて帰るような感じでした。

 

この時点では、そこまで苦ではなかったのでこれくらいは働くだろうなという印象でした。



私と同じ部署には、何人か一緒に配属されていたのですが、私が手際よく仕事する姿が評価されたのか、半年後の担当先の選定は、他の同期よりも比較的取引額が大きい会社が私の担当先になりました。

 

その後の仕事は地獄のようでした。

 

明らかに自分がやるはずではない大きさの会社を担当し、取引先には実績も何もない新人が出向いていいのかと不安な状態で毎日仕事をしてました。

また、社内の周りの人からは期待され、さらにプレッシャーがかかってました。

その上、労働時間は毎日平気で12時間を超え、休日出勤も増えてきました。

 

心が折れそうな状況でしたが、持ち前の気合いで何とか乗り過ごしていました。

 

そんな中、入社して8か月目に、私と同じ部署の先輩が会社を辞めることになりました。とても優しい先輩だったから、寂しくなるなと思っていたのも束の間で、辞める先輩の担当先がほとんど私が引き継ぐことになったのです。

既に多くのプレッシャーを抱えて、労働時間も多いのにさらに担当先が増えることは、自分にとって絶望でした。

 

入社して9か月目には、ストレスが原因かわかりませんが、顔に粉瘤ができて手術したり、人生初の痔ができました。いつの間にか気合いも消えており、仕事に対するやる気も失ってしまいました。



担当先からのプレッシャー・社内の周りからの期待、過剰な労働時間、精神的負担からくる健康被害

 

これらを踏まえた上で、もうこの会社ではやってはいけないと考えました。

いくらお金があったとしても、病院に定期的に通わなくてはいかなくなったり、薬漬けになってしまっては元も子もありません。

だったら、給料が少なくても精神的に安定している会社に入ろうと転職を決意しました。

 

転職活動を初め、10か月目には会社を辞める旨を伝えました。

 

10か月目終わりには、1社内定を11か月目終わりに1社内定をいただき

 

12か月目、ちょうど会社に入社して1年で新卒で入った会社を退社しました。

 

辞めた当時はほんとに嬉しかったです。心がスッとして荷が降りたような気がしました。

 

それと同時くらいかに、痔もなくなったのでやっぱりストレスが原因なのかなと思います。

 

11か月目の半ばでは、徹夜で資料を作る日が続いたりして、いつ寝ているのかわからない状況でした。辞めると決めていたから頑張れたものの、仕事を続けていたらさらに状況が悪化していたのではないかと思います。

 

私の学生の友人で、新卒で入った会社で仕事の影響によりうつ病判定された人がいます。

会ったときは過去の元気だった面影はなく、とても切ない気持ちになりました。

 

仕事やスキルで成長するためには、ある程度耐え忍ぶ大事さは分かりますが、それすらできなくなるくらいに精神を壊してしまっては、無意味です。

1年でも、半年でも、1か月でもここの会社はやばいと思ったら逃げましょう。

経歴がどうとかではなくて自分の未来を守ってください。

 

この記事を見てくれた方に少しでも楽になったり、つらい環境での仕事を辞める決断がついてくれれば幸いです。



それでは!